前回定義した、あるものをデザインする時考慮する事柄。
1、背景・環境・状況・時代による要求
2、目的・目標の明確化
3、デザイナー個人の見解・アプローチ
ですが、今回は
1、背景・環境・状況・時代による要求
について考えたいと思います。
これはつまり、
(1)その物自体の過去の歴史、そのものを取り巻く社会情勢・環境など現代でどのような役割が求められているか。また、それが、その現代でどのような位置づけになっているのか。現状で抱えている問題点などの洗い出し。そこからその時代の要求がうまれる。
という事になると思います。
1-1,過去・歴史の検証
デザインする対象物が過去に作られた物であるなら、現在のその形になった理由を考察することで、色々と見えてくるはずだ。
歴史を検証し、どのような状態を経て、現在の形になったかを検証することで、違った時限で対象物を見る事ができる。過去の失敗、成功。
1-2,現代社会のニーズ
過去を踏まえ、現代社会がそのデザイン対象物に何を求めているのか見極める必要がある。時代の様々な要因がユーザーに対して様々な、外的・内的影響を与え、その影響により、変容したユーザーが、デザイン対象物に対して、どのような要求をしているのか....。
そこに、最初のデザインに対するアプローチが見えてくるはずだ。
現状に何かしら不満や不便を感じているが故に、もしくは、新しい刺激を求めるが故に、デザインのトレンドが変化していく。
これを掴み、その不満や不便の要因を解決するための、良識的なアプローチが見えてくるはずだ。
以上の2点をまずは、掴むこと。
これにより、問題点を明確にし、その解決策を考える上でのある程度の方向性ができる。
これをまとめる習慣をつけることにより、場面場面での判断力も大きく変わっていくと思う。
ここまでをデザインに対するスタンダードな考えとして、普及させていきたい。
次回は、目的の明確化。
ここで、該当案件のゴールを見据えることができる。
そして、思考を制作に集中させる手助けにもなる、これまた、重要な考え方だとおもいます。